新版・野外星図2000は、10枚の星図から構成されています。
実際に星空を眺める際、星座早見だけでは、おおよその星座の位置しかわかりません。
そんなときに野外星図があると、星ぼしを繋いで星座を見つけることが、比較的簡単にできます。
また、1等星や、2等星、あるいは星雲や星団など、双眼鏡や天体望遠鏡を使って天体観測をする際、実際の星空と見比べながら使うと、とてもわかりやすく便利です。
掲載する恒星の等級は6.5等以上とし、星空観察を始めた人でもわかりやすい星数で、肉眼で観測する際に使いやすいものとなります。
なお、全天の星空をカバーしているので、この星図1枚あれば、地球上のどこででも対応できます。
星図のサイズは、B1サイズの変形(730×1030mm)で、蛇腹+四つ折りで、折りたたみ時はB5サイズとなります。
耐水性、耐久性に非常に優れたユポ紙を使用し、観測時のメモなど、鉛筆での書き込みにも対応。
冊子は16頁オール4Cの中綴じで、主な1等星、変光星のデータ、メシエ天体108個の写真と基礎データなどを収録しているので、星空観察時に役立ちます。
星図の制作には天文年鑑の著者でもある渡辺和郎さん、小惑星捜索(同定)で実績のある金田宏さんが担当しています。